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(2)好きな時に声で寝返りを打つことができます② [介護]

今回は実際の音声による寝返り装置を写真を交えて紹介します。

今回使ったのは
・スマートスピーカー Amazon echo dot 第3世代
・SwitchBot https://www.switchbot.jp/bt
・SwitchBot Hub Plus(SwitchBotを使う場合には、他社の赤外線コントローラーではダメです。)
・フランスベッド FB‐640

枕元の壁にはスマートスピーカーとSwitchBot Hub Plusが吊り下げられています。スマートスピーカーでは音楽やニュースを聴いたりもできますし、緊急時の非常ボタンを押すこともできます。また、SwitchBot Hub Plusではテレビやエアコンのリモコン等の制御もしています。
図2.jpg



フランスベッドのリモコンのボタンをSwitchBotで押すためには少し工夫が必要です。
フランスベッドのリモコン.jpg


ここでは、アクリル板を使ってSwitchBotを貼り付ける台を作製し、結束バンドで固定しました。
アクリル板の加工はネットで受付てくれる業者を利用しました。図面をメールで送れば見積りを出してくれます。加工費は面取り等の処理にもよりますが5000円程度でした。
SwitchBotを固定できれば後はスイッチを押す時間等をスマホやパソコンから設定すれば完了です。

フランスベッドのリモコンでは寝返りに左、右、水平の3つのボタンを使います。SwitchBotではそれぞれのボタンをを好きな名称で登録できます。左→左肩、右→右肩、水平→水平で登録しました。
左、右もそのままで登録したいのですが、同じアカウントにある他のSwitchBot Hub Plusで制御しているテレビやビデオレコーダーのカーソル操作と名称が重複してはいけないのです。音声認識しにくい言葉もあるようですので、名称は十分検証してから確定してください。

声で操作するには、「アレクサ、右肩をオン」のように言えばOKです。


ベッドを左右に傾けることはこれで一人でできるため、除圧という意味では十分に機能します。しかし、寝返りの問題を完全に解決できるわけではありません。というのは、手足が動かせないために寝返った側の手が体の下に入り込んだり、反対側の手が寝返りから取り残されてしまうのです。さらに布団が重くなるこれからの時期も大変かもしれません。こうなると一人では解決出来ずヘルプを呼ぶしかありません。一晩に1~2回は隣で寝ている妻を起こすことになります。こうなることを減らすため、私の場合は左手を体から離して置き、右手を胸の上に置いて左側にのみ寝返るようにしています。

スマート機器を用いて声で寝返りを打つ手法を紹介しました。このSwitchBotの操作はスマホやパソコンでも可能です。声が出せなくてもパソコン画面をクリックすることでも操作可能です。寝返りでお困りの方々のお役に立てればと思います。

今後も私が実践している工夫について紹介していこうと思います。

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