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(3)トイレでのスマートスピーカー活用 [介護]

手足の動かない身体障害者にとっては、トイレも大きなストレスです。まず、自分でトイレに行けません。ズボンも下ろせません。用を足した後の処理も出来ません。人によってはやむなくポータブルトイレの使用を強いられているかもしれません。全てが介護者任せになるなかで、スマート機器を活用できるのはウォシュレットです。ウォシュレットなら声で操作することが可能です。

声で操作するためには前回の「声で寝返り」で紹介した物理的にボタンを押すSwitchBotを操作パネルに直接取り付けても良いですが、操作パネルが便器本体と別に壁に取り付けてあるタイプは赤外線コントローラーで操作できます。当家ではパナソニック製のウォシュレットを使っており、赤外線コントローラー(SwitchBot Hub mini)に必要なボタンを登録して声で操作しています。SwitchBot Hub Plusを使っても問題ありません。後から発売されたSwitchBot Hub miniの方がコンパクトで、むやみにに点灯しないので使いやすいと思います。

トイレ内部.jpg


トイレ内にはSwitchBot Hub miniとスマートスピーカー Amazon Echo dot 第3世代を設置しています。両者共に無線LAN接続が必要なのですが、便座に座った際にも無線接続が切れないことを確認してくださいね。さらに、SwitchBot Hub miniから出る赤外線が便座の受光部に届くことも必要ですので、設置場所は動作することを確認してから確定してください。

受光部.jpg


あとはスマホやパソコンを用いてウォシュレット操作パネルの必要ボタンをSwitchBot Hub Miniに登録するだけです。私は、パワー脱臭、おしり、停止、強、弱、フタを登録しました。

トイレリモコン.jpg


パワー脱臭→パワー
おしり→洗浄
停止→ストップ
強→つよく
弱→よわく
フタ→フタ

「アレクサ、パワーをオン」と言えばパワー脱臭が動作します。フタは自動でも開きますが、介助者が声で開けることができると便利な場合があるので登録しておきました。

TOTOやLIXILでもウォシュレットのリモコンについても未確認ですが赤外線で通信してそうなので設定可能だと思います。赤外線コントローラもいろいろな会社から発売されていますが、それらが任意のボタンを登録できるかは使ったをことがないので分かりません。また、我が家ではスマートスピーカーをトイレを含めて色々な場所5か所に設置しており、人を呼ぶ際にはスマートスピーカーを限定して呼びかけます。トイレのEcho dotに「アレクサ、リビングのエコードットに連絡して」と話しかけると、リビングに設置のEcho dotが鳴動します。それから、スマートスピーカーで音楽やニュースを聴いたりも当然可能です。

以上のようにウォシュレットがスマートスピーカーで操作できることを紹介しました。。たかがウォシュレットですが、身体障害者のトイレでのストレスを低減できます。さらに、スマートスピーカーでのウォシュレット操作は、手がボタンに触れないので衛生面でも良いと思います。

この記事がどなたかのお役に立てばと思います。今後も色々な工夫を紹介しますのでご期待ください。

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